「ん…。」
ふと眼を開けると。
そこには。
「起きたか。」
なんで?と言いたくなる…というか言わずにいれるわけない顔。
と、言うわけで。
「なんでてめえがここにいるんだよ!!!」
わけ=訳=理由
「喚くな。うるさい。」
「これが喚かずにいられたらオレはとっくに大僧正の地位を獲得しとるわ!!」
ここで現在の状況を説明すると。
十二支高1年、猿野天国は朝になってごく普通に自分の部屋の布団で眼を覚ましたら。
目の前に普通ならいる筈のない華武高3年、屑桐無涯の姿があったというわけだ。
しかも、いるだけで非常識なのに。
ついでに屑桐氏、天国の唇をこれでもかというほどしっかりしっとりねっとり味わっていたのである。
「で…何であんた俺んちにいるわけ?」
「今朝お前の家に来たら、お前の母親が上がってついでにおこしてくれというのでな。」
「ちーがーうっ!!俺が聞きたいのはここに来た理由!!わけ!動機!!息切れ!!」
最後の一つは違うだろう。天国くん。
「求心でも飲むか?」
「負けずに古いボケ倒しありがとよ!!とりあえず心臓は丈夫だから質問に答えろ
この折り紙野郎!!」
「ここに来た訳か?」
「そう!」
どうやらようやく会話がかみ合ってきたようである。
「なんとなく。」
脱力。
「…。」
「どうした?質問には答えたが。」
春日たまこ様に押し付けさせていただきました。屑猿です。
わけわかんねえっ!!
最初ギャグにしたらよけい混乱しました。
とりあえず、天国が屑桐氏を少し意識?したカンジ…のようです。
精進します…。(撃沈)