強く儚い者たち
〜プロローグ〜
あの日彼女は言った。
知っていたって。
分かってたから、頷いたんだって。
「無涯は、あたしのこと好きなわけじゃないよ。」
その通りだった。
「そりゃ、友達としてはあたしのこと好きかもしれないけど、女としてじゃないでしょ?」
そう、彼女は大事な友達で。
「無涯が、好きなのはあの子でしょ?」
そうだった。オレが本当に好きなのは。
抱き潰したいほどに愛してるのは。
「あたしも好きなの。だから無涯には渡さないわよ?」
そう、笑った。
その日の晩、彼女の訃報を聞いた。
そしてオレは、大事なものを二つ失った。
無・・・無謀にも連載者に着手してしまいました。
屑桐君初登場のころに考えた代物です。
捏造なんてものじゃない。パラレルですね、ほとんど・・・。
しかも天国君出てないし!!
でも一応、設定としては原作ですので・・・。
かなりシリアスになる予定です。
完結する日は来るのだろうか・・・。(大汗)
気長につきあっていただけたらなと勝手極まりない事を抜かしてます。
感想いただけたら幸いです。
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